モダンスリヴァーの構築について(2024/1/16時点)
ここ半年くらいモダンでスリヴァーを回す機会があるのですが、
思いの外参加費をペイできるくらいの成績を残しており、
折角なので構築思想などつらつらと書き残しておこうかと思います。
直近の成績
チームモダン(個人3-1、チーム4-1)
Poxx LO
BYE
Doxoバーン
Pxoo 人間
Pxoo バーン
FNM(2-1)
Dxox 4c豆カス
Poxo ジャンドヴァラ
Doo- マルドゥリアニ
平日モダン(1-1-1)
Pxx- Hammer
Poo- UBR
Control Pxo- RG Mid
平日モダン(2-1)
Pxx- 5c独創力
Pxoo オムナスコン
Poo- 紅蓮術士の昇天デッキ
合計8-4-1
現在自分が回しているリスト
モダン/スリヴァー/(Tsuchiya Tetsuya,2024/01/13)デッキリスト | 日本最大級 MTG通販サイト「晴れる屋」
※チーム戦のため、冠水樹林帯は本来であれば焦熱島嶼域としている。
構築について
このデッキ構成になったきっかけ
Slivers by SouthernSliver Deck
過去MOのモダンチャレンジで7th(5-1)に入賞しているリストがあり、これを参考に。
これまでと大きく違う点
- 青白を濃くすることで、各種スペルの採用枠を確保。
ピッチでFoNを運用し致命的なスペルを回避、
激情対策として救済の波動を取ることで、盤面の維持を目標としている。
現在のリストで変更した点
- 孤独の採用
かねてよりデカいクリーチャー、特にカウンターモンキーの濁浪の執政1体で盤面が膠着するという課題があり、個人的に採用を検討していたこと、同時期にレガシーで採用実績があることから、FoNを孤独にシフト。
レガシー/スリヴァー/(Tomomizu Takuya,2023/08/23)デッキリスト | 日本最大級 MTG通販サイト「晴れる屋」
現状クリーチャーデッキが環境に多く、実際FoNよりも活躍する場面が多く感触としては良い。
加えて、アノールの焔のために月よりもメイガスが優先されており、結果以前より月ハメを回避しやすくなった。
- 白カウントの変更
孤独の採用に伴い、拡散3+船乗り3を、白カウントが捻出できる拡散2+船乗り4に変更。
単純単体除去への耐性はやや下がるが、オークのためにタフネスが2であることは重要。
現状モダンで一番欲しいのは板金スリヴァー。
- ファストランド
4Tに2+2で動くことを想定して、トップから4枚目の土地でファストランドを引きたくないため、1枚減量。
ただし救済の波動のブラフがあるため、そのような立ち回りは少ないかもしれない。
- サイドボードにFoNをスライド
先述した通り、クリーチャーデッキの隆盛と独創力の衰退のため、FoNをメインで運用する優先度が下がった。
- その他サイドボードの変更
禁止改訂があり、モダンチャレンジ当時とのメタの相違のためサイドは大きく異なっている。
依然として続唱デッキは多いので、チャリスは3以上とっても問題ないかもしれない。
マーフォークが増えてきたため、四肢切断と疫病を仕組む者はやや重めに見ている。
その他サイドボードで採用を検討できるカード
- 神聖なる月光/封じ込める僧侶
僧侶はリビエンに無力だが、継続して墓地を経由するヨグには有効。
- 無私の霊魂/悔恨する僧侶
過去採用していたことがあるカード。
白が濃くなったため、薬瓶経由以外でも出しやすくなったことと、環境的にいずれも有用な場面がありそう。
- 歪める嘆き/次元の歪曲
実は無色マナを出せる土地が11枚ほどあり、過去採用を検討していた。
続唱デッキを歪める嘆きで打ち消せたら脳汁が出そう。
- 塔の長官、ボロミア
破壊不能とスペルへの制限、白と、噛み合いは非常に良いが3マナ。
- 緻密
繰り返しになるが、クリーチャーデッキへの回答になる。
孤独と違い4マナで唱えることも視野に入る。
勝ち切るまでの腕が若干足りてないですが、単体除去耐性を上げることで、環境に対する立ち回りが体感良くなりました。
個人的にはあと1つくらいブレイクスルーがあると良いなぁ…と思っています。